現役ウグイス嬢が教える「選挙の歴史」

現役ウグイス嬢が教える「選挙の歴史」

ご覧いただく皆様へ

女子大生の際にウグイス嬢を始めてから31年間。有権者と候補者をマイクで結ぶお仕事をして参りました。そこで気が付いたこと今の日本人は戦後に「お金」「政治」の勉強が省かれたうえ仏教国であり「高い倫理観」を幾らでも学べる環境下にありながら生活の豊かさに埋もれ、核家族化がすすみ三世代で得ていた情報量がなく同調圧力への恐怖から、直接間接を問わずいじめに加担してしまい更に心が疲弊していく、そうしたストレス社会にさらされていると感じています。

結果「政治は誰かがやってくれるもの」というせっかくの民主主義国家を大切に出来ない国民性にも問題の一因があり「教育」を変えない限り日本は変わらいのではないか?と言うことです。全国の投票率を考えてみてください。何故同じ地域で見事な横ばいが続くのでしょうか?何故、有効得票数の割合で乱高下をしてもおかしくないのにどんな都市も微妙な横ばいが続くのでしょうか?日本の国、その単位の基礎は「家庭」であり「人」です。各家庭の「教育」が一人の人間を形成しています。「政治は目に見えないインフラで、今の大人の投票の1票がお前たちの子供の時代の未来をよりよくしていく、だから投票に行きなさい」誰に投じるかは果てしなく自由です。ですがそのように家庭の親が子供たちに教育をしていれば果たして投票率は横ばいなのでしょうか?

民主主義国家であるのに、憲法に定められた「投票権」を親として行使してこなかった責任は私たちの孫世代の未来をどんな街にしているのでしょうか?どんな街にしたいかは、そこに暮らす人すべての意見が繁栄されるべき問題で「政治家依存」「投票に行かないのに街づくりだけは自分の参加しない間に誰かがやっていればいい」というまさに「政治の勉強」「お金の勉強」を抜かれた悪しき慣習でありその大人の「政治を人任せにする認識」こそがコロナ禍をはじめ、様々な理不尽な問題の元凶の一つであると考えています。

ウグイス嬢を長年やりながら、私自身も親として「住民参加の政治」に認識が甘かったことを反省するとともに今改めて選挙の歴史、自立し共生するという事、社会、日本という国色んなことを踏まえ、重箱の隅をつつくような選挙法の本来を失った問題視と富裕層だけの政治を防ぐための政治のはずが「議員報酬を減らす」をキャッチフレーズにすれば「当選」を勝ち得やすいなどの理由でどんどん政治家の労働実態と離れ、また「経営感覚のないイメージだけの議員報酬削減」が継続し、逆に議員職だけでは生活の出来ない人間は立候補しにくい環境を作ってしまっていることに気が付きもせず投票に行かないという悪循環を冷静に見直し議員報酬の前に先に見直すべきは、一般会計の4倍の「特別会計」であり日本の統治機構を戦後から変化した令和の日本に合わせて考える時であると思っています。孫の時代に、本当にこのままで日本は存続しているのか?人任せにして、本当に良い街が出来るのか?を考える一つの材料にして頂ければ幸いでございます。

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